オールドレンズとの出会い
僕が撮影に使っているレンズの中には、30年前のレンズがあります。
ペンタックス使うならオールドレンズも買ってみるといいという話を聞いて試しに買ってみたのです。
買ったのは、SMC PENTAX 50mm F1.7というレンズ。中古で7,000円くらいでしたのでレンズとしては破格ですね。
オートフォーカスも、自動露出もなかった時代のレンズです。
だから、最新のデジタル一眼でだって、マニュアルモードでしか使えません。
幸いペンタックスのカメラにはハイパーマニュアルという機能があり、絞りリングで絞りを決めたあとにボタンを押すとある程度適正に撮れるようにシャッタースピードを設定してくれます。
あとは露出値を見ながら調整してピントを合わせて撮影。時間があるときはパターンを変えて追い込んでいきます。
正直不便です。でも撮ってると楽しくなるんです。
最新のレンズならPモードなら押すだけでそれなりに写ります。
ピントだって自動で合います。
けど、このレンズは自分で決めないといけない。
自分で決めるからこそ頭で考えて撮る。それがなかなかいいトレーニングになるんです。
そんな筋トレマシンみたいなレンズです。
これのおかげで、他のレンズでもMFやマニュアルモードでの撮影が多くなりました。
こういうきっかけがなかったら面倒臭がって絶対マニュアルモードになんて手を出さなかっただろうな・・・
しかも撮れる写真も素敵なんだから言う事なし。
すごいよ筋トレマシン…じゃなかった、M50/1.7。
大好きなレンズです。
K-5+SMCM50/1.7
P.S
まもなく筋トレマシン2号がやってくるそうですよ?
